繋ぎ続ける×考え抜く力×スペシャリスト

松村 鴻佑

2015年度 新卒入社

製造本部/初期管理部/パイプ製品設計1課

Matsumura Kosuke

Voice Message

入社からこれまでの職歴は?

入社して3年間は、製品の試験や評価を行う商品企画部という部署に在籍していました。

その後、今の部署である初期管理部に配属されて今年で5年。

主にガソリン直噴エンジン用の高圧配管や高圧レールなどの設計を担当しています。

ゲストエンジニアの経験は、成長の糧になりましたか?

設計部署に来て半年ほど経った頃、ゲストエンジニアとして、カーメーカーの設計部署に出向のような形で駐在したことがあるのですが、それまでの業務とは異なって自分がカーメーカーさんと直接遣り取りをする立場となりました。

日常的にお客様からの問いかけや質問があるのですが、当時はすぐその場で答えられず、先輩や上司に確認したり自分なりに調べたりしながら後日お答えするという日々でした。

当然ながらいつまでもそれが通用するわけではありませんから、一日も早くゲストエンジニアとしての役割を果たせるように、周りの方の助けをいただきつつも、自発的に努力を重ねたことが「今」につながっているのだと実感しています。

どんな先輩像をめざしていますか?

そんな様々な自分の経験を、後輩にしっかりと伝えてあげられるような先輩でありたいと思っています。

そのために肝に銘じているのは、「つねに考えながら仕事に取り組むこと」。

何も考えずに毎日を過ごしていれば、自分のキャリアも築いていけませんし、ましてや経験を誰かに伝えることもできません。

どんなやり方で課題をクリアしてきたか、もし失敗した時にはそれをどんなふうに乗り越えたかを、後輩の成長に役立つようにわかりやすく伝えていければと思います。

今後の目標は?

クルマ業界では今、水素を使用した自動車が注目されていますが、最近は新たにこの水素自動車用の配管を担当しています。

水素自動車用の配管というのは、当社の中でもまだ技術的に完全に確立されているとは言えない未知数の分野であり、逆に言えばそれだからこそ挑戦のしがいがある領域でもあります。

「水素自動車のことなら松村に聞け」「水素のことは松村に任せれば大丈夫」、そう思ってもらえるような水素向け製品のスペシャリストになることを一つの目標としています。

学生の皆さんへのメッセージ

当社には若いうちからいろんな経験ができる社風や、周りの方々といい人間関係を築きながら仕事ができる環境があり、社内のどの部署を見ても、お互いに助け合い支え合いながら仕事をしている様子が目に見えるはずです。

これから自分が打ち込むべき仕事を探している皆さん。そんな働きやすい企業の姿に魅力を感じたら、ぜひ私たちと一緒に働きましょう。