職場結婚×家族で海外×USUIで創る未来

勝又 宏行・亜紀夫妻

2008年入社 製造本部/初期管理部/パイプ製品設計1課

2006年入社 開発本部/商品企画部/化学技術課

Mr.&Mrs.Katsumata

宏行さんはなぜUSUIに入社したんですか?

多くのサプライヤーは完成車メーカーの系列に属しているのですが、USUIは完全独立系で、国内外を問わず様々なメーカーの車づくりに携われることに魅力を感じました。就職を決めた点で言うと、その環境下でグローバルに仕事が出来るということですかね。海外で働いてみたい、という思いがあったので、USUIならそれを実現できると思いました。

亜紀さんはどうしてUSUIに?

私自身は電気化学を専攻していて、就職活動を始めた当初は素材メーカーも考えていました。素材だとカバーする領域が広く、最終的に出来上がる製品がイメージしにくいこともあって、結果として具体的な製品が想像できる加工メーカーを選びましたね。USUIを選んだ決め手は人の優しさです。面接官をはじめ、就職活動で出会う社員の方々が温かく、ここなら良い人間関係を築いて働けると感じました。

入社後のキャリアを教えてください

宏行さん:配管関連部品についてメーカーからの要求性能を満たしているかという評価をまずは担当していました。その手段としてFEM解析を行っていましたが、そのスキルが磨かれ、その後は解析の業務を中心に行ってました。部署間の垣根が低く、一つの製品開発を行うにあたり、チームで連携し合いながら進められる距離の近さは当社の魅力だと感じます。

亜紀さん:表面処理の開発や品質等に携わっています。一番の思い出は入社3年目くらいから担当した表面処理の開発ですね。開発を進めていくうちに、試料は実験室から製造ラインへ、打合せは部署内から他部署を巻き込み、経営層やメーカーへと、プロジェクトが育っていく様子を間近で体感できたことに、USUIの仕事の醍醐味を感じました。若手から責任ある仕事を任せてくれるところも、「らしさ」だと思います。

お2人にとっての転機は?

宏行さん:入社8年目でフランス拠点の赴任が決まったことですね。元々そういう志向もあり、自分自身にとって大きな飛躍の機会でした。

亜紀さん:私自身は長女の産休を経て復職したところで、仕事と育児で大忙しのタイミングでした。「ついに来たか」という思いもありつつ、ずっと夫が志してきたことなので気持ちは嬉しかったことを覚えています。

宏行さん:セールスエンジニアとして欧州各地のメーカーと渡りあい、各メーカー独自のものづくり文化を持っていることを知りました。世界という視点で日本の仕事や働き方を見ることが出来、エンジニアとしての視点・視野が一気に広がりましたね。

亜紀さん:文化や言語の壁はあったと思うけど、イキイキして楽しそうだったね。私自身も日本で息子を出産してから2人の子供を連れて渡仏しました。育児をしながら海外での生活は本当に大変で、夫のサポートは本当に嬉しかったです。ヨーロッパの家族に対する考え方・文化に触れ、家庭人としても成長したと感じています。

帰国後、どんなお仕事を?

亜紀さん:帰国が決まったタイミングで会社に復職規定が制定されました。私がこの制度の第一号だったようで、退職前のキャリアを活かしつつ、仕事をすることが出来ています。子供が幼い中でほとんど残業ができないのですが、子育て世代が多い職場なのでお互いにフォローしながら働けています。「困ったときはお互いさま」という社風が根付いているので、助かりますね。

宏行さん:帰国後は以前と異なる部署の配属ですが、担当業務は以前と大差ないですね。加えて、水素関連部品の開発にも携わっていたり、フランスでの経験を活かして欧州メーカーの担当もしていたりと、経験を活かした職務を行っています。

これから目指すキャリアは?

宏行さん:自動車業界は大きな変革期の真っただ中にあります。変化はチャンスと捉え、水素関連の製品開発を通じ、この分野の第一人者を目指しています。 ディーゼル・ガソリン・水素といったらUSUI、と言われるよう当社の成長に深く関わりたいと思います。

亜紀さん:子育てする管理職です。USUIのキャリアの中で産休・育休・退職・再入社と様々な経験を積んできました。退職から海外滞在期間のブランクはありますが、人と比べることなく、自分にできることにチャレンジしていきたいと思います。これからもマイペースでいきたいですね。